五年前の夏、しじみとあさりを保護施設から迎えた。
里親として譲渡してもらった日を今でもよく覚えてる。

ちなみに理由は次男が「子猫」が飼いたい…と謎めいたことを言い始めたから。

見なさい、今はご飯代だけで馬鹿にならないくらい成長してくれたよ。

当時は先住猫がいたから、ちゃんと馴染めるか心配してたんだけど――
そんな心配、まったく無用だった。
チョコとモモのほうがむしろ引き気味になるくらい、しじみとあさりは元気全開で、やりたい放題。
それはそれで、ちょっと不安だったけど(笑)。

そういえば、来たばかりの頃って、どちらも同じくらいのサイズ感だったんだよなあ…。
それがいつの間にやらこの差。
なにがあったんだ、しじみ君!
どこでそんなに育ったんだい!

ちびちゃんたち

向かって左があさり、右がしじみ。
こうして見ると、耳のサイズだけでも「将来ビッグになる予感」が漂ってる。
実際、最初の健康診断のときも先生に脚を触られて「この子は大きくなるね〜」って即断されたし。

この頃は、ふたりともよく遊び(そして喧嘩し)、しじみが凶暴あさりに目を引っかかれたりして毎日ドタバタ。
目をこすらないようにエリザベスカラーを装着されたしじみが、外そうと暴れているタイミングで帰宅したら、
「えっ、不審者がいる⁉」って、最大レベルでビビったこともあったなあ…。

病気はいろいろあるけど、それでもここまで元気に育ってくれて本当にありがたい。
やっぱり、うちに来てくれてよかった。